熊本市 食育のひろば

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熊本市の活動事例

熊本市こどもの食育推進ネットワーク東エリア 東区役所保健こども課

熊本市こどもの食育推進ネットワーク地域研修会(東エリア)を開催しました

関係団体

食育ネットワーク

 東区役所保健こども課では令和7年(2025年)8月29日(金)、東区役所健康センターで「熊本市こどもの食育推進ネットワーク東エリア第1回地域研修会」を開催しました。
 熊本市こどもの食育推進ネットワークでは、乳幼児期のこどもたちとその保護者の食育に携わる各種団体が連携・協力しそれぞれの専門性を活かした地域における食育活動を展開しています。その構成団体は、保育園、幼稚園、認定こども園や食生活改善推進員、民生委員等です。
 昨年度、ネットワークメンバーで設定した今年度のテーマは「食のおたすけBOOK(仮称)」の作成です。そこで、出欠確認時の事前アンケートで洗い出したこどもの食のお悩みについて、様々な視点から解決策を検討しました。各班でのグループワークを開始する前に、こども向けおやつの試食をしました。提供したのは、小松菜を使ったプリンです。レシピを伏せて試食してもらい、何の食材を使っているかを考えてもらいました。正解したのは6班中1班で、小松菜が苦手なこどもでも気づかずに食べられそうとの意見が出ました。食材当てで盛り上がったところでグループワークのスタートです。
 グループワークでは、0歳児の離乳食、1~2歳と3~5歳の幼児食について、それぞれの悩みの解決策を検討しました。49人の参加者の内、15人が保育士・保育教諭だったため、例年栄養士・調理師の参加が多い中で、職種目線での新たな意見が多く出たようです。グループメンバーもテーマごと3回シャッフルしたことで、参加者同士たくさんの交流ができました。
参加者からは、
「職種の異なる方たちのご意見はとても貴重だった」「園での保育士からの相談の答えが見つかった」「保育のプロの意見がとても参考になった。食事のお悩みを解決していくうえで、栄養士×保育士のつながりは必要不可欠であると感じた」
といったご意見が寄せられました。今回いただいた貴重な解決策やご意見をまとめ、地域で役立つ食育媒体を作成したいと思います。
 東区役所保健こども課では、今後も食育推進のため役立つ研修会を開催していく予定です。多くの方のご参加をお待ちしています。

地域研修会