■「もったいなか」の復活を
現在、世界中で8億人を超える人々が飢餓や栄養不足で苦しんでいる一方で、わが国では食べ残しや食品の廃棄が大きな問題となっています。熊本市では、ごみの排出量は1人1日あたり1,215gと年々減少傾向にありますが、決して十分とはいえません。
本市がおこなったアンケートでは、ごみを少なくするための心がけを「いつもしている」市民は3人に1人になっており、処理機を用いてたい肥を作るなどのリサイクルへの取り組みは「興味はあるが行っていない」市民が半数以上となっています。
市民一人ひとりが食べ物は限りある資源であるということを再認識し、「買いすぎ」「作りすぎ」をしないよう、また「食べ残し」や「食品の廃棄」を減らすよう、“もったいない”という心で努力していくことが大切です。
★バイオマスとは
農林水産物・稲わら・籾殻・食品廃棄物・家畜排せつ物・木くず等の動植物から生まれた資源で、火力等のエネルギーや物質に作り変えることによって、地球の温暖化を防いだり、自然のものを無理なく活用するという循環型社会を作っていくことができるようになります。
○熊本市の検証指標
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