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熊本市の活動事例

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育む食

熊本市立西里保育園

毎年6月は食育月間!Vol.8 西里保育園

〇2歳児
【ピーマンの種取り】
 給食作りの手伝いをしました。やり方を説明して2〜3個種取りをしました。給食で「みんなが種を取ったピーマンが入ってるよ」と伝えるとスプーンや箸ですくってみていました。
【きゅうりの苗植え】
 きゅうりの苗植えを見学し、子どもたちと水やりをしました。日々水やりを行い成長を観察しました。

〇3歳児
【玉ネギの皮むき・シイタケの軸取り】
 下処理の方法を実際に行い丁寧に見せました。その際にその日の給食に入っていることを伝えるようにし、給食の時間になると「お汁に玉ネギが入ってるよ」「しいたけみつけた」などの声が聞けて良かったです。
【ピーマン・トマトの苗植え】
 2グループに分かれ全員が苗に触れながら植えることができるようにしました。水やりの際に「ピーマン赤くなってきたよ」「トマト緑だったよ。大きいのと小さいのがある」と成長を楽しむ姿が見られました。

〇4歳児
【野菜の畑作り】 
 トウモロコシを植えるため、畑の土を子ども達と一緒に掘り起こしを行いました。畑に生えている雑草を取り除き、なるべく残らないようにしました。耕した後、職員が畝を作り成形しました。それぞれ使命感を持って取り組んでおり「あ〜頑張った〜!」と達成感を味わっているようでした。
【サツマイモの苗植え】
 苗植えの前に、何の野菜の苗なのか?どのような色や形をしているのか?においはあるか?など観察しながら学びました。
 畑は事前にマルチを敷いた状態にしておき穴の開いた部分に1人1本ずつ苗を植え付けました。最後に1人1回ずつ水やりをしました。
 苗の観察では「茎もムラサキ色だ」「なんだかお芋のにおいがするね」などそれぞれの発見をお互いに伝え合う様子がみられました。水やりも、穴の中に水が入るようにと伝えると、気をつけながら慎重にやっていました。「おおきくなーれ」とおまじないを掛けている子もいました。

〇5歳児
【畝作り】
 さつまいもの苗とオクラの種を植えるための畝を作りました。固くなった畑を掘り起こし、肥料を混ぜて良い土を作ることを伝えました。
 畝の形をの見本を見せ、土を盛って整地しました。よい土を作ることで野菜が大きく育つことを伝え、やる気を持って取り組めるようにしました。
 スコップで何度も掘り起こすことで固かった土がだんだんとやわらかくなっていくことを喜んでいました。次の日に行うサツマイモの苗植えに思いをはせ「よい畑にしたい」と意欲的に取り組んでいました。
【サツマイモ苗、オクラ種植え】
 苗や種を観察し、成長した姿のイメージを浮かべながら畑に植えました。1人ずつ苗や種を手に持ち、形や色、臭いを観察しました。
 マルチに穴をあけ、1穴にひとつずつサツマイモの苗を植えました。1穴に3〜4粒ずつオクラの種をまきました。1人ずつじょうろで水をかけました。育った際にはどんな料理で使いたいか皆で考えました。
 苗をみてすぐにサツマイモだと気づく子どもが多かったです。オクラの種は初めて見る子どもが多く、成長した姿のイメージがつきにくいようでした。1週間ほどでオクラの芽が出始め、朝から毎日観察して成長を喜ぶ姿が見られました。水やりをしながら「大きくな〜れ」と声を掛ける姿もありました。

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