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熊本市の活動事例

学校、保育所

育む食

熊本市立城東保育園

毎年6月は食育月間!Vol.4 城東保育園

〇栄養士作成の食育媒体を使ってその日の給食に使うメロンを保育士が説明し、園児は実物に触れる。 
 ・6月20日実施。 4,5歳児対象
 ・旬の食材であることやどんな栄養が含まれているかについて話をしました。

〇調理下準備手伝い
 様々な感染症対策をして、年齢に合わせた取り組みを行いました。
 ・玉ねぎ皮むき    6/6  5歳児、4歳児
 ・キャベツ葉ちぎり  6/9  3歳児
 ・かぼちゃ種取    6/10 5歳児
 ・生しいたけの軸取り 6/15 5歳児
 ・とうもろこしの皮むき6/21 4歳児
 ・ピーマンの種取り  6/28 5歳児
 食材丸ごとを目の前にすると、わくわくする子どもの表情が見られました。
 素手で取るのに抵抗のある子どもがいましたが、日頃触れないものに触れ、五感を使って食材について学ぶことができました。給食調理の手伝いをすることで、食材に親しみを持つことができ、食事の雰囲気も良くなりました。

〇菜園活動
 ・3歳児 オクラ収穫(6/17) から揚げの添えとして給食で提供
 ・4歳児 ナス、きゅうり収穫(6/29)
      ナスはチャンプルに、きゅうりは胡麻和えに入れて給食で提供
 ・5歳児 ピーマン収穫(6/29)豚肉と豆腐のチャンプルに入れて給食で提供

 植えてすぐは興味がない子もいましたが、実がなると観察をして喜んだり、水やりや声掛けをしたりする姿が毎日見られるようになりました。保育士側からではなく、子ども達のやる気や気付きで生長(栽培)することができ、嬉しく思います。収穫したものは給食室に自分達で持っていき、栄養士との会話を楽しむこともできました。いざ給食に出てくると、自分達が育てて収穫した満足感と誇らしさから、食欲に繋がっていました。普段は苦手な子も、自分で収穫したものだからと、自分から食べてみる姿が見られました。
 きゅうりは、ちぎることが遅くなって黄色くなったきゅうりと、食べ頃の緑のきゅうりを収穫し、2本のきゅうりを見比べて匂いを嗅いだり、絵を描いたりしました。また、きゅうりを切ってみて中の様子も見比べました。色はもちろんのこと、匂いや中身の様子も違い、子ども達は、「種の大きさが違うね!」「きゅうりの皮に線があるね!」など、色々なことに気付き、喜んで保育士に教えてくれました。保育室には、子ども達が描いたきゅうりがたくさんなっています。
                

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