Date - 2025.07.22
令和7年(2025年)7月22日午前11時に熊本県より 食中毒警報 が発令されました。
35℃以上の猛暑日が連続して一週間続くと予想されるこの時期は、不適切な食品の取扱いによる細菌性の食中毒が発生するリスクが極めて高くなります。
1 食品衛生のルールを守りましょう。
(1)食中毒防止の3原則は、①細菌をつけない、②増やさない、
③やっつける、です。
(2)調理する人は、調理前や汚染があった都度、
必ずよく手を洗いましょう。
(3)調理場は整理・整頓し、清潔な服装で調理に
従事しましょう。
(4)新鮮な原材料を用い、適切に温度管理しましょう。
(5)包丁、まな板などの調理器具やふきんを清潔にしましょう。
(6)ゴキブリ、ハエ、ネズミの駆除を徹底しましょう。
(7)調理は迅速に、作り置きはしないようにしましょう。
(8)冷蔵庫の過信は禁物です。詰めすぎず、庫内温度は常に
10℃以下に保つようにしましょう。
2 家庭においては、特に次のことに注意してください。
(1)加熱する食品は中心部まで十分火を通しましょう。
(2)冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や
冷凍庫に入れましょう。
(3)調理した食品は早く食べ、室温で長時間放置した場合は
思い切って捨てましょう。
(4)行楽時には、食べ物(弁当など)を前日から作り置きしたり、
車の中や直射日光の当たる場所に長時間置いたりしないように
注意しましょう。
(5)手に切り傷のある人は、手袋をするなどして、おにぎり等の
食品に直接手で触れないようにしましょう。
本警報は、発令から7日間(7月28日まで)とし、その後は自動解除されます。ただし、発令日から8日目(7月29日)の予報最高気温が35℃以上の場合は継続され、その後初めて35℃を下回った日に自動解除されます。
今後も暑い日が続き食中毒の起こりやすい環境が続くことが予想されますので、飲食店や食品を取り扱う方は引き続き注意をお願いします。
食中毒予防について厚生労働省でも啓発活動を行っております。
詳しくはこちらをご覧ください。→厚生労働省ホームページ