食事・食品 FAQ一覧
食事・食品 世代共通 |
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食中毒の原因となるサルモネラについて教えてください | |
サルモネラは乾燥に強く、広く自然界に分布している細菌で下水や河川に生息し、鳥類、は虫類、両生類、哺乳類の腸内細菌でもあります。 食中毒の原因となるサルモネラの種類は多く、サルモネラ・エンテリティディスが特に多いです。感染症(以前は伝染病と呼ばれていた)菌のチフス菌、パラチフス菌などもサルモネラの仲間です。 家畜(ニワトリ、ブタ、ウシ)の腸管には常在菌として生息していることがよくあります。
食品:
予防:
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毒性のある貝による食中毒について教えてください | |
貝類の中には毒を持ち、食べることによってヒトに中毒を引き起こすものがあります。貝毒には、貝自体の常在成分として毒を持っているもの(内因性貝毒)と、生存する環境や季節によって毒化するもの(外因性貝毒)の二種類があります。 |
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季節的に、特に注意したほうがいい食中毒はありますか? | |
食中毒は年間通じて起きますが、季節的に増える食中毒はあります。食中毒の85%を占める細菌性食中毒は夏場に、きのこによる家庭での食中毒は9〜10月に、生カキによるノロウイルスの食中毒は冬場に増加します。 |
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出前教室・衛生教育って、どういうものでしょうか。どこに、どうやって申し込むの? | |
「出前教室」とは、熊本市保健所生活衛生課及び食品保健課が「いつでも、どこでも、だれにでも」をキャッチフレーズに、市民を対象に行っている衛生講習会のことです。
詳しくは 『食品保健課 096-364-3188』 にお問合わせください。 |
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食中毒にかかったら、どうすればいいのでしょうか? 治療は?どこに報告すればいいの? |
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食中毒の疑いがあるあれば、まずは医療機関を受診して下さい。 食中毒の代表的な症状としては、腹痛や下痢、吐き気、嘔吐、発熱などがありますが、原因となる細菌やウイルス、化学物質などにより様々です。
又、必ずしも最後に食べた食事が原因とは限りません。傷んだ食べものが必ず食中毒の原因となるわけでもありません。(匂い、味、色に変化がない場合も多く、原因追求のためには過去3日以上さかのぼった喫食調査、医師の診断、検便、食品の検査など、厳密な調査が必要となることがほとんどです) |
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ノロウイルスによる食中毒とは、どういうものですか? | |
ノロウイルスは人の腸内でのみ増殖するウイルスで、カキなどの二枚貝や二次汚染された食品、飲料水を介して感染します。感染力はかなり強く、症状は嘔吐・下痢・発熱、その他、風邪に似た症状を示すときもあります。 貝類は十分火を通して食べるようにしましょう。
食品を介さず、嘔吐物や器具から手指を介して口に入る、いわゆる人から人への感染もあります。この感染を防ぐには用便後や食品に触れる直前の「手洗いと消毒」を徹底することが最大の防御です。 「手洗い」は、ノロウイルスのみならず、ほとんどの食中毒と感染症を予防する、もっとも基本的で効果ある手段です。 |