■「食育」って知ってますか?
日々の生活の中の「食」への関心の全てが「食育」です。
など、あなたもできることから始めましょう!
よい食習慣は一生の宝です。
今や「食」に関する情報はあふれ、食べたいものがすぐ手に入る便利な世の中になりました。果たしてその全てが「自分に合った」ものなのでしょうか。
「食」を楽しみ、生涯に渡って健康でいきいきとした生活を送るためには、幼い頃から発育・発達段階に応じた様々な食の経験を積み重ねることで「食を営む力」を培い、こどもから高齢者まで自分の生活スタイルや健康状態にあった「食を選択する力」を身につける食育が必要です。
「食育」の起源
「食育」という言葉の歴史はとても古く、その語源は明治時代に遡ります。
明治31年(1898年)に初版された石塚左玄著「食物養生法」に、「学童を養育する人々は、その家訓を厳しくして、体育、智育、才育はすなわち食育にあると考えるべき」と述べています。また、明治36年(1903年)に初版された村井弦齎著「食道楽」の中でも、「智育よりも体育よりも先ず食育が大切」と指摘しています。
私たちの心や身体は「食」の上に成り立っており、「食育」は、それを育てる基本であるといえます。